和風の瓦と、銅板の瓦棒葺きです。特に、瓦から雨水が垂れる部分の銅板に穴があいています。

昔、「銅板の屋根を葺いておけば一生、大丈夫」と言われていたそうですが、酸性雨の影響で穴があいてしまいます。

とりあえず和瓦をめくり、銅板の屋根を取り除きます。


下地の構造用合板を取り付けていきます。暑い中、応援の職人さんも頑張ってくれています。

ガルバニウム鋼板の「たてひら葺き」です。お客様の要望で、既存の和瓦と色を合わすように、シルバー色になりました。

最後に、めくった和瓦を瓦屋さんに復旧してもらい、工事完成です。　瓦がズレないように漆喰（しっくい）や針金などでしっかり補強してもらいました。

銅板の屋根や雨といは、風情があるものの、酸性雨により穴があいてしまいます。
最近では、銅板に似せたステンレスという商品も多数ありますので、詳しくは当社にご一報ください。